もともと看護師としてできる仕事には限界があり、基本的に医師の承認や支持がなければ、患者に薬を出すこともできない。
従って、看護師自身が主体となってできる仕事は数少なく、もっと高度な仕事のやりがいを求めるならば、医師を目指すことが必要です。
現在、看護師の資格取得方法には、文部科学省が指定する大学か厚生労働省が指定する専門学校で教育を受けなければ、看護師試験の受験すらできない。
その際、これから看護師を目指す場合、どちらの道を選択するかを決める場合は、専門校への入学は高校さえ卒業していれば、基本的には入学することができ、看護師の合格率においてもさほど大学で勉強する学生と大差はない。
その為、専門校を選ぶほうが圧倒的に簡単だが、現在、比較的有利とされる看護師の求人においても、人気の高い職場は、かなりの求人倍率が存在する。
その際、自分の資格免許の取得の際の経歴においては、大学を卒業していたほうが圧倒的に有利なことは間違いない。
しかし、看護師の間で人気とされる職場においては、夜勤のない事と土日の休日が取得できる職場で、そんな事を理由にわざわざ大学に通うことを選択することは、動機が不純であるようにも思える。
また、看護師の資格には準看護師と看護師とがあるが、やっている仕事の内容に違いは見られず、単に資格の種類や資格取得の経歴だけで、人間を色分けする今の社会評価にはとても矛盾を感じる。