医師や看護師の労働環境について考えると、大きな病院、小さな病院に限らず、常に誰かが忙しく動いているのが現状ではないでしょうか。労働環境は決して良いものとは言えないのが医療の現場における現状です。ではどうしたら改善されていくのでしょうか?
大きな病院などでも、絶対的患者数に対しての医師や看護師の数は足りていないと思います。したがって、患者は長い時間待つことになり、その間に病状が悪化してしまうケースだって少なくないのです。こうした結果、緊急処置室に移動して治療をすることになり、さらに看護師や医師の数が足りなくなっていくのです。でも病院だって経営の問題や人件費の問題もありますから、そう簡単に医師や看護師を増やすことができないのです。こうした現状を打破するためにはどうしたらいいのでしょうか?

医師や看護師の労働環境を改善するには、ゆとりを持った対応ができる病院作りをしていくことが大事だと思います。一見理想郷のようにも見えますが、心がけひとつで環境は大きく変わっていくものなのです。例えば病室に花を1つ生けただけでも環境は変わりますから患者も心にゆとりがもてますし、それに加えて忙しいときの気分転換としてお花を生ける時間も設けられる結果、花を生ける側も眺める側も心が安らぎます。こうした周りの環境から労働環境を変えていくのも大事だと思います。それと、忙しいときほど声かけを大事にしていくことです。例えば手の空いた看護師が忙しそうにしている看護師に声をかけて手伝う、これだけでもその看護師は助かるというものです。こうした小さいことの積み重ねが労働環境改善に大きくつながると思います。